訪問介護について About Home Nursing

呼吸器のリハビリを通してQOLを高める(目次)

  • 自費の訪問看護(プライベート看護サービス) の特徴
  • 実際のご利用事例
  • サービス利用者の声
  • サービス品質への取り組み
  • ご利用までの流れ
  • ご利用料金について
  • データで見る自費の看護
  • サービスラインアップ

1.はじめに

 CVポートの造設により、点滴管理がメインのケア項目であったが、ご家族のニーズに加えて、ご本人のQOLのために何が必要かを考えケアメニューを提案した事例です。

2.訪問看護との併用

 自宅に帰るにあたり、平日は週2回訪問看護が訪問できることになっていました。ご家族としては、土日の点滴管理が不安であったため、曜日を問わず訪問可能な自費の訪問看護(プライベート看護)を併用して使うことを選択されました。

3.呼吸器リハビリの提案

 土日に訪問しての点滴管理は、時間的には1時間もかかりません。ただ、弊社が訪問するときには、奥様がまとまった時間外出されたいとのことで、4時間滞在して、清拭など点滴以外のケアも行います。その中で、呼吸機能が低下していることによるご本人の苦痛が強いことがわかったため、時間内に呼吸器のリハビリも実施することを提案しました。

4.苦痛の低減、QOLの向上

 ご家族の了承を得て、呼吸器リハビリを少しずつ取り入れていきましたが、だんだんとご本人の呼吸状態が改善されてきました。最初は点滴管理だけを想定していたご家族ですが、時間を自由に設定できるメリットを活かして、ご本人のQOLを高めるためのプラスアルファのケアも可能となりました。

5.自費にしかできないサービスを

 自費の訪問看護は曜日や時間の設定が自由になることが大きな特徴のひとつですが、それを活かして何ができるのかということが一番大切なことでもあります。今回のケースは、ご本人にとって何がプラスアルファで必要なのか、それはご家族も望まれることなのか、といったことを現場の看護師が考えて提案し、ご本人のQOL向上にも貢献できた事例です。時間や内容に制約がない自費のサービスだからこそ、いろいろなことを提案できた良い例でもあります。

その他の利用事例