訪問看護(プライベート看護サービス)品質への取り組み
プライベート看護サービスは、「充分な看護技術と臨床経験」と「対象者様・ご家族に快適に過ごしていただくための接遇」を兼ね備えた看護師の採用・教育に努めています。
当社の専属看護師が管理者となり、適切な準備と看護師間の情報共有を実施し、質の高い看護サービスをご提供いたします。
プライベート看護サービスの看護師像
1. プライベート看護サービスの提供に必要な能力
- 対象者様・ご家族の個別性を尊重する能力
- 対象者様・ご家族の個別性をもとに看護過程を展開する能力
- 対象者様を支えているケア提供者が実施しているケアをすべて提供できる能力
- 対象者様・ご家族と信頼関係を形成する能力
- ケアを単独で確実に提供する能力・技術
- 対象者様・ご家族に看護の方法や知識を伝達する能力
- 主治医から情報を得て、その指示を対象者様の身体状態のアセスメントに基づいて実施する能力
- アクシデントが起きないよう事前に危険を予測し予防する能力
2. 経験の要件
- 病棟での臨床経験が3年以上の現役看護師 (内科、外科、循環器系、呼吸器系などでの実務経験)
- 長期のブランクがないこと。
3. 人柄の要件
穏やかさ、傾聴の姿勢、接遇態度の良さ。
看護師採用の強み
看護師専門の人材会社として創業30,000人以上の登録者から適性のある看護師を採用
当社(株)スーパーナースは、看護師専門の人材紹介・人材派遣会社として1993年に創業しました。
2001年のプライベート看護サービスの開始以降、豊富な登録看護師の中から、サービス提供に必要なスキル・人柄を持った看護師を随時採用しています。
看護師の採用・教育
居宅での看護と、病院での看護には、多くの相違点があります。
登録看護師は、プライベート看護サービスで必要な知識・技術を「[1]入社時の研修」「[2]対象者様宅での実地研修」「[3]随時のスキルアップ研修」と段階を踏んで習得いたします。
Step1. 在宅看護の心構えや基礎知識を習得するための入社時研修
弊社の専属看護師(管理者)による講義形式での研修を実施します。
(在宅看護の心構え、在宅看護の基礎知識、接遇・マナー、事故の予防、等)

Step2. 対象者様の個別性に基づいたケアを習得するための実地研修
専属看護師が登録看護師と対象者様宅に同行し、対象者様が個別に必要とするケアや、
対象者様・ご家族のご要望について指導します。

Step3. 単身での訪問看護スタート

Step4. 最新の看護技術・知識を習得するためのスキルアップ研修
看護技術・関連知識のレベルアップのため、不定期に勉強会を実施します。
(ストマ管理、褥瘡処置、認知症ケア、リフレクソロジー、等)
サービス品質管理サイクル
対象者様ごとに適切な看護サービスを提供するために、以下のサービス品質管理に取り組んでいます。
1. 準備段階
<サービス開始前のプランニング訪問>
- ・対象者様・ご家族のご希望の確認、容態の確認、人間関係の構築
- ・医療関係者からの情報収集、連携体制の構築
- ・療養環境の下見、危険予測
<個別のサービスマニュアルの作成>
- ・対象者様情報用紙
- ・ケアマニュアル
- ・スケジュール
- ・トラブル予想マップ など
2. 日々の看護/管理
- ・看護記録(体温、脈拍、血圧、その日の状態など)
- ・当社の看護師(管理者)への報告・相談
- ・看護師(管理者)による定期的な訪問、確認
3. リスク管理
- ・予防策(対象者様ごとにトラブル予測マップを作成)
- ・「ヒヤリ・ハット」報告を受け、チームメンバーへ早期の注意喚起
- ・(万が一の事故発生時)
対象者様の状態観察・安全確保
事前の取り決めに従い医療・介護関係者へ連絡、主治医の指示に従い処置
必要に応じて緊急搬送、当社の看護師(管理者)による応援 - ・(再発防止の取り組み)
事故報告書を作成しご家族へ報告、社内改善指導
対象者様を担当する看護師全員で情報共有、社内で記録を保管