【お知らせ】訪問看護ナビ サイト閉鎖のお知らせ

訪問介護について About Home Nursing

在宅でできるリハビリ

  • サービス内容
  • 制度による違い
  • 利用条件
  • 利用回数や時間数
  • 開始までの流れ
  • 訪問看護料金
  • 在宅看護とは
  • 家族看護とは
  • もっと知る

リハビリに際して、ほとんど寝たきりの状態でリハビリテーションに通うことが困難な方もいらっしゃいます。家族が介護者としてリハビリの手伝いをすることも可能ですが、どういったことをすれば良いのか分からない場合もあります。そのようなときに利用したいのが訪問型のリハビリサービスです。

なぜリハビリの必要があるのか

寝たきりの状態が続いてしまうと、日々の活動量が落ちてしまうため、当然身体の機能も低下してしまいます。身体機能が低下するということは、体のあらゆる機能がうまく働かないということ。つまり、病気や合併症を引き起こしやすい体になってしまいます。
寝たきりの状態の方がいきなり運動をするのは酷なものですが、実は体を無理に動かさなくても、起きあがる動作をするだけでバランス機能が向上したり、呼吸が安定したりと様々な効果が期待できます。無理のないリハビリが、日常生活の補助や身体機能の低下防止に繋がります。

訪問リハビリテーションのススメ

介護を受ける方の家族がリハビリを行おうとしても、どこからはじめて良いか、何をしてはいけないのかはっきり把握できないという問題点もあります。そこで利用したいのが訪問リハビリテーション、または在宅リハビリテーションと呼ばれるサービスです。理学療法士や作業療法士、看護師など専門的な知識を持った方の指導のもとで、より安心してリハビリを受けることができます。
サービスの利用対象者は、通院が困難な方や介護保険を受けている方などになります。訪問リハビリテーションを受けてみたい場合は、一度医師やケアマネジャーに相談してみると良いでしょう。

訪問リハビリの内容とは

まず、訪問型のリハビリを受ける前に、全身の健康状態について確認を行います。健康状態を確認することで主治医と連携し、今後のリハビリプランを立てるためです。
そして本題のリハビリの内容ですが、起きあがったり、食事をしたりするなどの日常生活の動作を行いながら、療法士の指示のもとストレッチや筋力トレーニングを行うことがあります。また、精神面でのアプローチも訪問リハビリテーションで受けられるサービスのひとつです。全体的なリハビリを通して、自立した生活を送れるようになることを目的に取り組みます。

在宅ならではの取り組み

訪問リハビリでは、通常のリハビリの範囲内に限らず、在宅ならではの取り組みも行われています。まずは家族へのサポートです。具体的には家族がリハビリの介助を行う際のアドバイスなどを行います。家族にも情報が共有されることで、日々のリハビリに活かすことができます。
次に、住環境の改善です。リハビリに際して、家族内では盲点になっているリハビリにそぐわない住環境の指摘を受けることで、具体的にどのように改善していくべきなのか、どのような福祉用具を導入すれば良いのかという対応策が分かります。

独自の介護ではなく、専門家の意見を取り入れることによってより具体的なリハビリを行うことが可能です。在宅でリハビリを行いたい場合は、一度かかりつけ医に相談してみると良いでしょう。