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上手なご利用方法 The Usage

認知症による徘徊や転倒事故が心配

このケースに当てはまる利用者像

対象者 お母様(70代) ご家族の
状況
娘が同居、日中はお勤めのため一人になる。(日中独居)
対象者の
状態
パーキンソン病認知症。歩行に障害が生じている。
  • 認知症の周辺症状(徘徊、妄想、幻覚、攻撃的言動)が現れている。

このケースによくあるお悩み

  • 度重なる徘徊や妄想、幻覚、攻撃的言動などに家族が悩まされている。
  • 家族が不在時の転倒や火・水まわりの事故などが心配。

このケースの訪問看護の利用例

  • 看護師による専門的な認知症ケア
    (患者様の症状、性格、環境など、個別性への配慮。患者様の意欲を引き出し、生活機能の向上を目指したケア)
  • ご家族不在時の看護師・ヘルパーによる見守り、身の周りのお世話 (公的な介護サービスと自費の看護サービスとの組み合わせ)。
  • 認知症の正しい知識・接し方など、看護師によるご家族へのレクチャー。
↓

訪問看護をご利用される方へのアドバイス

  • 1.看護師と一緒に問題となる行動の本当の原因を探っていきましょう。
    認知症患者には、その方の性格、生活の歴史、症状、環境などの違いから生じる個別性を踏まえて対応する必要があります。よく見られる徘徊という症状であっても、何故そのような行動を取るのかは患者ごとに異なる理由があります。訪問看護師は、時間をかけて患者様を観察し、行動の原因を探って、その対象者に合ったケア方法を試行錯誤しながら根気強く見つけていきます。
  • 2.専門家による認知症患者の正しい知識、接し方のレクチャーを受けましょう。
    認知症は脳の病気・障害によって、記憶力や判断力の低下、見当識障害(自分がどこにいるのかわからなくなる)などの症状が出ます。今までできていたことが徐々にできなくなり、本人も不安で苦しみます。また、症状がさらに進むと、徘徊、妄想、不安、攻撃的言動など、家族を困らせる周辺症状が現れることがあります。
    周りの方が病気の特徴を理解して適切に接することで、家族を悩ませる行動の緩和や症状の進行を遅らせることもできます。また、患者様の行動の原因が理解できれば、ご家族のストレスも軽減されます。
    高齢者看護の経験を積んだ訪問看護師から、認知症の知識、接し方のレクチャーを受けることができます。

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