自宅でリハビリテーションを続けて、劇的な回復を遂げた事例
「本日、奥様がリハビリで歩けた姿を見て感動しました!私の方を向いてニヤリッと笑ったんです。周りの人が高齢だから無理だと思っていると回復のチャンスを逃してしまう、可能性は誰にでもあるのだ、と実感しました。」
これは寝たきりだった患者さんが、自宅でのリハビリテーションによって劇的な回復を遂げた事例です。
この事例の基本情報
対象者とそのご家族の基本情報
対象者 | 女性、80歳代 パーキンソン症候群 |
ご家族 | 息子夫婦が同じ敷地内に居住 |
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対象者の 状態 |
パーキンソン症候群治療のために入院中に、誤嚥性肺炎を繰り返し状態が低下、寝たきり状態に。 口からの食事ができなくなり胃ろう造設。日常生活の全てに介助が必要 な状態。 |
ご要望
息子夫婦は介護を行なうことが難しかったため、長時間の看護師付き添い・ケアを希望。
家族は、患者さんが以前のように少しでも動けるようになって欲しいと願っていた。
当社が提供した看護ケアの内容
胃ろう管理、オムツ交換、更衣、口腔ケア、吸引、内服管理、体位変換、リハビリテーション
・人員 看護スタッフ4名 ・時間 24時間 ・期間と回数 週3回
本事例のポイント
1. 長期入院による廃用性症候群
入院前は自立した生活が送れていたが、長期入院の結果寝たきりに。
2. 誰もが予想しなかった驚くべき回復
退院から半月後から徐々に機能が戻り始めた。七ヶ月後には家族と一緒にソファーに座ってTVを見たり、声を発したり、自分で歯ブラシをすることができるまでに回復した。
3. リハビリの成功要因
主治医、理学療法士、言語聴覚士、看護師が密接に連携を取ることができたこと。
看護師が長時間かけて患者さんの調子を観察しながら、リハビリに望むための体調管理を行なったこと。
その他の利用事例
- 第28回 遠方の病院への転院
- 第27回 遠方で行われる結婚式への出席
- 第26回 ご家族の睡眠をサポートする「夜間の在宅看護」
- 第25回 プライベート看護を「すぐ利用したい」
- 第24回 他事業所の「家政婦」「ホームヘルパー」サービスとの併用
- 第23回 毎月1回の定期訪問–お母様外出中の娘様の看護‐
- 第22回 通院付き添い-「定期通院」と「入院中、別の病院で受診」‐
- 第21回 有料老人ホームでの看護-医療依存度が高い方の入居をサポート‐
- 第20回 これから在宅介護をはじめるご家族の不安を軽減〜 退院直後の集中サポート 〜
- 第19回 対象者様の生活に合わせた介入
- 第18回 いつまでも元気で独居を続けたい
- 第17回 疾患を抱えてもずっと自宅で過ごせるように
- 第16回 呼吸器のリハビリを通してQOLを高める
- 第15回 入院中のリハビリを在宅でも
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- 第1回 「わたしだけの看護師が欲しい」 ~難病患者の精神面の看護~